KOTORI's BLOG

ことりの雑記

愛された不筆の巨匠 ことりけん 小説家

明治56年 華族階級の家に長男として生まれる。父 中邑邦吾郎、母 三津和タウ。叔父に大学者 三津和二九がいる。幼少の頃に、父が経営する、蜜柑の皮剥き工場が経営破綻。6歳で貝殻蒐集業の赤石商店に丁稚奉公に出される。12歳にして才能を認められて巻貝事業を暖簾分け、中邑逆巻商会を設立。16歳で合資会社サカマキガイを創業。19歳の時に栄螺の巻き数を自動で計測する特許を出願。特許収入で、勉学舎(後の区田原大学)を設立。初代校長に就任。32歳で自動筆記装置を考案。これが空前の売上げを記録し、幽霊筆記社を創業。三文小説、豆本、随筆等のあらゆる駄文を量産。芥ペン倶楽部を主催。40歳の時、編集者を伴って熱海に長期逗留。後世、"小説家が缶詰めにされる"の始まりとされる。55歳で永眠。

f:id:kotori365:20201026215401j:image